ファッション迷子、自分を知る>>30代ママがファッション迷子から脱却する方法!その2
自分のことがわかってきたら、いざ理想的なワードローブづくり!
でも何からしたらいい?どんなアイテムを揃えばいい?
ファッション迷子のあなたはそう考えていると思います。
そんなあなたに参考になりそうな書籍がありましたのでご紹介します!
地曳いく子著『服を買うなら、捨てなさい』
著者、地曳いく子さんはキャリア30年超のスタイリスト。
長年のファッション業界での経験を活かし、イマイチ服をカットし、「これだ!」と思う服を手に入れるための方法を惜しみなく紹介しています。
ワードローブは、偏っていていい。
服をたくさん持っているから幸せになれると思ったら大間違いです。
あなたを美しく見せる服”だけ”を適量持っているのが理想です。
ーp5から引用
著書の中から取り入れたいポイントをまとめてみましたので、ワードローブ整理の参考にしてみて下さい。
本当のおしゃれってなんだ
おしゃれな人と聞いて思い浮かべるのは「自分に合ったファッションを身につけている人」でしょうか。
著書では、「おしゃれな人ほど少ない服で生きている」と言います。
特にハッとしたのは以下の内容。
どうでもいい服がクローゼットに増えていく理由のひとつに、「今まで持っていなかったデザイン(色や素材)の服を買いたい」という欲求があります。
これも、「バリエーションの呪い」の一種です。ーp34より引用
心当たりありませんか?
私は大いに心当たりありです(笑)
服を買う時は、新しいアイテムを買い足すのではなく、今まで持っている定番服を「買い替える」ようにするといいんだとか。
これは心に留めておきたいですね。
理想的なワードローブとは
地曳さん流の理想のワードローブ
ワンシーズンあたり
- 普段履きの靴 2~3足
- トップス 10~15枚(ニット、ブラウス、Tシャツ類)
- ボトムス 3~4枚(スカート、パンツ)
- 羽織もの 2枚
冬ならアウターが1~2枚
好みでボトムスにデニムを足したり、靴にブーツ、スニーカー、バレエシューズを足してもOK。
このくらいが、ちゃんと着られて面倒を見られる数です。
ーp74より引用
なるほど参考になります。
「今」使えるものだけがワードローブに入っていて、それが自分の得意なアイテムだけだったら、確かにコーディネートに迷うことも、なんか変…と違和感を感じることもなさそうです。
どういう観点でアイテムを揃えていけばいいかも丁寧にかかれています。
いざ買い物へ
買っていい服・ダメな服
【OK】
自分をよく見せてくれて、気分がアガる服
定番品のアップデート
優秀なボトムス【NG】
条件付きの服
大物の「差し色」
今の時代、「一生モノ」はないーp119~132より引用
定番アイテムはおよそ2~3年でアップデート。
買ったら、古い服は処分する。
それからNG項目の「条件付きの服」
よくやってしまうのですが、「あのスカートとならこのトップスをあわせて着られる」みたいなこと。
すなわち、あのスカートにしか合わせられないトップスなんですよ。これを条件付きの服って言うんですね。
また、「お呼ばれドレスは前日にZARAに駆け込んで買うほうが、最旬のものを手に入れられる」という内容には目からウロコ!
最近は、周囲の結婚ラッシュも去り、お呼ばれもほぼなくなったので、何年も前に買ったドレスを早速処分しました。
ところで、買い物でストレス発散したくなるときってありませんか?
私はあります。
そんな時は普段よりちょっと高いシャンプーや、ボディーソープ、ハンドクリーム、タイツなんかの「贅沢消耗品」を買うようにすると、服を買うよりずっとストレス発散になるんだそうですよ。
「自分のスタイルを持つ」
- スタイルというのは、「自分が好きなもの」「ときめくもの」のことです。
- 「嫌なもの」「苦手なもの」を省いていく
- 残ったものが、あなたの本質
- 今の自分を受け入れて、愛してみましょう
ーp144~159より引用
やはり「自分のスタイル」を持つことが、少ない服でも着回していけるコツのようです。
30数年生きてきて、多少なりとも「好き」「嫌い」は把握しているつもりですので、自分の気持ちに従って定番ステイルを完成させていけたらいいですよね。
服を減らしたいなら読んで実践してみよう
『服を買うなら、捨てなさい』から参考にしたい点をいくつかご紹介しました。
かなり実践しやすい内容になっていますので、ぜひお手にとって読んでみて下さい!