生活費の中で、毎月一定にかかる費用のことを「固定費」といいます。
固定費は一度見直せば、その節約効果は絶大だと言われています。
それはなぜか。
一気にまとまったお金が削減できる可能性があるからです。
ここでは節約の第一歩として最初に行っていただきたい固定費の削減についてまとめてみました。
今すぐ見直して「貯まる家計」を手に入れましょう♪
固定費とは
生活費の中で毎月一定にかかる費用のことをいいます。
主な費目は以下の通り。
固定費の主な費目一覧
・家賃や住宅ローン、管理費などの住居費
・駐車場代
・電気、ガス、水道などの光熱費
・携帯電話、固定電話などの通信料
・保育料、授業料、給食費などの教育費
・習い事などの月謝、会費
・新聞代
・化粧品、食品などの定期お届け便
・生命保険などの保険料
・車のローン、奨学金などの借金
・こづかい
・税金
※通信料、光熱費は月により変動しますが毎月決まった日に引き落とされるので固定費としています。
どれも支払額の大きい支出ばかりですよね。
変動費については【家計の見直し】変動費は余裕のある予算を決めるのが鍵!をご覧ください。
固定費の見直し方
固定費は、口座引落しやクレジットカード払いにしていることがほとんどで、その金額や内訳を把握していない場合は多いものです。
固定費の内訳を把握する
まずはすべての固定費の金額と明細を確認することから初めていきましょう。
こんなことに心当たりはありませんか?
- スマホの料金を一度も見直ししていない
- オプションに加入したままになっている
- 使っていない有料サービスを解約しそびれている
- 使っていないクレカの年会費を払い続けている
- ライフスタイルが変わっても保険を見直していない
- 毎日読まない新聞を取り続けている
- 通販の定期便を惰性で頼み続けている
これらは解約を申し出ない限り、ずっと契約が続きます。
どの家庭にもありがちなことですが、本当は必要のないサービスにお金を払い続けているのが現状です。
本当に必要か考える
明細を確認したところで、「よく考えると必要ないな」とか「高すぎるな…」と思う部分はありましたか?
あればそれらをすべて書き出し下さい。
解約や見直しをしたとしてどのくらい削減できそうでしょうか?
「月単位」「年単位」で書くとよりわかりやすいと思います。
月にしたらほんの数百円でも、チリも積もれば山となります。
もし必要のないサービスに払い続けている金額が月に1万円あったら…?
年間で12万円も必要のないものにお金を払い続けていることになります。
でもこれらを解約したり、見直して削減することができれば、毎月自動的に1万円出費が減ることになります。
生活費をやりくりしながら1万円の出費を減らすのはなかなか大変ですよね?
ただし、節約したいからと必要な固定費まで削減しないように気をつけて下さいね。
手続きを始める
解約すると決めたものは簡単に手続きできそうなものから始めていきましょう。
- ネットで解約できるもの
- 電話が必要なもの
- 来店や面談する必要があるもの
いきなり3から取り組まないほうがいいですよ。
時間が掛かるし面倒なのでそういったものは後回しでも大丈夫です。
また一括払いできるものは一括払いにするとその分割引が適用されることもあるので、可能であればこれを機に手続きをしてしまいましょう。
我が家の固定費削減
我が家は固定費を見直しして
- 生命保険、学資保険を月払い→年払い変更で年15,000円
- 固定電話をNTT→JCOMに変更で年36,000円
- スマホのオプションを見直しで年60,000円
- スマホをドコモ→楽天モバイルに変更で年120,000円
の削減に成功しました。
特に通信費はその節約効果が大きいことがわかります。
詳しくはこちらに書いています↓
保険の見直しをお考えなら
まとめ
固定費の節約
- 今支払っている固定費に不要なものがないかチェックする
- 解約、変更の手続きをする
欲しいものを我慢したり、お小遣いを減らしたり、楽しくない節約をしなくても支出を減らすことは可能です。
今支払っている固定費を1つ1つ確認して、「本当に必要か?変更できるところはあるか?」をご家族で話し合ってみてくださいね。